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January 25, 2009

お知らせです。今日(2月25日)の新日曜美術館は必見。

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今から仕事へ行くので、夜の再放送を観る予定ですが
「ニコ・ピロスマニ」やっています。お勧めです。
鹿やロバの絵が出ると嬉しいなぁ。
写真下段右2枚が彼の絵。昨年の「ロシア・アバンギャルド展」のお土産より。

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January 09, 2009

北九州便り〜もう関東に帰って来ていますが。その2

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(家は田んぼの向こう)

さて、続きです。
バスの通る県道から家までの間には、広い田んぼが広がっていますが、これは江戸時代に干拓された場所です。海に突き出ている岬と岬を堤防で繋ぎ、排水して作った土地。今でも当時の石積み堤防や、排水の為の穴が残っています。ですから、もともと家の住所は「船泊まり」という素敵な地名がついていました。今は使われていません。

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(家は木々の中。後ろの小山の向こうは海)

帰省したといっても、約1日の滞在だったので、どこにも行かず、裏山と海へ散歩へ行く事にしました。小学校の頃はまだ、裏の海の埋め立ても始めていなかったので、随分と遊んだ記憶がありますが、埋め立ててしまってからは、どうも景色もなにもつまらなくなったので、余り行かなくなりました。つまらないというよりは、見るに忍びないというほうが正しいのですが。

海岸の波打ち際を歩いて、小学校に行っていたなんて随分と良い経験をしたものです。当時はそういう事に気がつきもしませんでしたけれど。途中、大きなウミガメが流れ着いていたり、珪化木(木の化石)を拾ったり。遊びながら帰ったものです。

同時に裏山もあちこち歩き回って、どこにどんな木が生えているとか、烏の巣があるとかしっかりと頭に入っていました。今回の散歩は裏山に登り、裏海の堤防まで抜けるコースに決定。大した距離でも何でもないのですけれどね。

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(納屋の脇が登り口)

裏山へは納屋の脇から入ります。
そこには竹林が広がっていて、石なんか投げてみると竹に当たって「コーン」といい音がするんです。そんなことをしなくても、竹の葉の風に揺れて擦れる音も「さわさわざわざわ」いい感じ。すぐに急斜面となり、えっちら登り切ると、竹の換わりにもともと生えていた、雑木林と変わります。

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(昼なお薄暗い竹林)

登り切った向こうはもう海・・・でした。今は埋め立て地が広がります。もともと、小さな半島の様になっていた場所ですから、急斜面。落ちれば怪我をします。尾根伝いに先端へ向かいます。行く手右手が海。左手は田んぼ。見慣れている景色なので何とも思いませんが、これ、面白い風景だと思います。

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(裏山尾根)

余り手入れをされなくなった山は随分荒れていました。
以前は人が歩くため、道の様なものがちゃんとあったのですが、今は木の間を歩くだけという感じです。それでもちょっとした探検気分で楽しいもの。服をあちこちに引っ掛けながらの前進。

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(右手)
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(左手)

靴の中にまで枯葉やら、小さな石ころが入って来ます。
先端まで行くと、そこからは急な下り坂。木の枝をたよりに降りると、目の前には埋め立て地と、堤防。そうして小さな島。

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(右手階段の上に降りて来ました)

このルートを初めて見つけたのは、小学生の頃、家からこの写真の場所へ散歩に来た時に、買っていた猫のクロが、何故かこんなところにいて、写真向かって右手の木々の中へ入って行ったのを追っていったのが始めです。山歩き猫です。 さて、ここまで来て、波の音を聞かないのはつまらないので、埋め立て地の先の方へ行く事に決定。その様子はまた今度・・・ということで、今日はここまで。

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January 07, 2009

北九州便り〜もう関東に帰って来ていますが。その1

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(海峡ゆめタワー)

夜行バスを降りると下関駅前。
高架橋の上から見るタワー。格好良いですね。でもネーミングは日本地方都市感全開です。折角なので、3年前バスに乗った直後、放火により全焼してしまった駅舎跡がどうなったのか見てみました。日本現存最古の三角屋根木造駅舎は勿論、影形も無く、跡地は駐車場に。

門司港行の連絡ボート乗り場は、少し戻ったところなので、海沿いにてれてれ歩く。直ぐに韓国釜山行きフェリー乗り場が。往復料金は小倉から新幹線で東京へ行く片道よりも少し安いくらい。それだけ、ここは韓国に近いところ。

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(国際フェリーターミナル)

大きな道を歩いてもつまらないので、路地に入ったりして道草三昧。
味のある建物がちらほら見つかります。道は再び大きな海岸沿いの道に合流。
ちょっと、海をゆっくり眺めようと、そちらへ移動。船の向こうに見える島は巌流島。TVでは水平線の彼方から手漕ぎ舟で武蔵が現れますが、このような場所では水平線など見えるはずも無く。海峡の反対側には関門橋と源平合戦、平家滅亡の地として名高い壇ノ浦。

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(平たい島が巌流島)

面白いのは正月の輪飾り。地方によって随分面白い形があるのですが、この辺りはみかんに子みかんがついています。凄く近いのに、北九州ではこういうのは飾りません。面白いものです。
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(輪飾り)

道路反対側を見ると、ちょっと風情ある建物。山口銀行。近くで見てみると、牛のレリーフがありますね。丁度、丑年ですね。一枚ぱちり。(デジカメでは、ぱちり感はありませんが)。あまり寄り道していたので、20分もあれば到着する連絡ボート乗り場まで、一時間もかかりました。

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(牛〜顔つきはミノタウルスの様)

そこで、待ち合わせていた友人と再会。近くで珈琲を飲んで、船着き場脇にある新しく整備された水族館へ。館内では丁度、イルカとアシカのショーが始まり、子供や親子連れに混ざって観てきました。大の男二人で・・・。楽しかったけれど。海に目を向けると海峡を往来の大きな船に混ざって、沢山の漁船。よくぶつからないものです。

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(みな青い帆です)

この水族館、昔はもう少し離れた場所にあったのですが、一度閉鎖されて、淋しく思っていたところ、数年前に新規開館。設備も新しくなりました。見どころはフグのコレクション。これだけ沢山の種類を飼育、研究しているところは珍しいそうです。勿論、関門地区の魚も見る事ができますよ。今回は、ペンギンのコーナーを新設している最中でしたから、また楽しめるのではないかと思います。

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(生きています〜埋め立て前は実家裏の海でも)

それから、最小の鯨の仲間「スナメリ」が2頭いて、空気を輪っか状に吐き出したり、寄って来たり、可愛い事この上なし。イルカより好み。

さて、そろそろお腹も空いたねと、お昼を食べる事に。ひとまず九州へ移動しましょうと、連絡ボートに乗って門司港へ。休日だからか殆ど待つ事も無く乗船。風があるので、小さなボートは結構揺れます。乗ってしまえばあっという間。約5分で門司港へ。

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(連絡船が来ます)

思った以上に観光客がいます。何食べようかと思ったけれど、特に食べたい物がないので「まあ、閉まっているだろうけれど」とアーケード内の「平民食堂」へ。辺りからは「名物焼きカレー」によるカレーの匂いがあちらこちらから。けれど、そんな名物知らない私と友人は無視して素通り。古い建物を集めた地区を通り越し、道路を渡ると、何でしょう。この静けさは。まあ、これが現実の門司港ですね。静かなアーケードを歩いてすぐのところに目指す平民食堂が・・・!!
やはりです。閉まっています・・・というより、無くなっていました。かわりに掲げられている看板はというと、「バナナの叩き売り道場」・・・。友人も私も、立ち止まる事も無く素通り。そうすると、近くのカフェ「放浪記」へ。勿論、林芙美子にちなんだ名前。細い路地にあります。

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(放浪記)

ここでは「ハヤシライス」を注文。林芙美子ですからね。確かここにはカレーはありませんでした。頑張れ!ここでゆっくりのんびりしたところで、港を観に戻りました。空は曇った空の下、低いところにもさらに雲という、日本海側の典型的な天気。関東のまっさら晴天とは正反対。それでも、これが北九州だよねぇと友人と散歩。いつもは出光美術館へ寄るのですが、特に観たい展示もなかったので今回はパスしてバス停へ。

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(さかなぐも)

バスに乗って10分もすると、お客は私と友人のみ。
淋しくなったものです。私の家のほうが手前にあるので、また来年!と窓越しに手を振って別れました。そこから田んぼの中を歩いて15分。海の近くが両親の家です。振り返ると、東京よりも一時間遅い夕暮れが始まっていました。

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(遠くの建物の辺りがバス通り)

風に乗って、うっすらと刈り取りすんだ稲藁の匂いが。遠くで船の汽笛。
帰って来たなと実感する瞬間です。

さて、続きはまた今度。

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新年

0913
(コーヒーの店 ドゥー)

いまさらですが、新年あけましておめでとうございます。
私は風邪をひきつつ、3日昼までの仕事を無事終えて、夜行バスで2年ぶりの帰省。横浜を22時に出るので、時間はたっぷり。目黒駅前の「コーヒーの店ドゥー」を覗くと明かりが灯っていたので、コーヒーを飲んでいく。既に先客がいましたが、いつもの席は空いていました。コーヒーとクロックムッシュを注文したのですが、食べ物はまだとのこと。「今日からですか?」と尋ねると、「実は今日は仕込みにきただけで、本当は明日からなのです。」との返事。これは大変失礼致しましたと帰りかけたのですが、マスターのどうぞのひと言に甘えてしまいました。 ここのコーヒーはサイフォン抽出。お店をやるならこの大きさという手頃な広さ。落ち着きます。マスターに失礼を詫び、お礼をいって早めに席を立ちました。

渋谷へ出て「Bunkamura」へ。「ピカソとクレーの生きた時代展」へ。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/index.html
これも楽しめました。狭過ぎず、広過ぎず、ここは何時来ても丁度良い量の展示をしてくれます。展示作品も見応えあり。お勧めです。「窓」という作品好きでした。遠方の方で、絵だけ画集等でお持ちの方は上記サイトで絵の解説〜よく会場で音声ガイドとして貸し出しをしているやつ〜のダウンロードも出来るので、手元の絵を見ながら聞いてみるのも面白いと思います。自宅が会場に早変わり。但し、残念ながらMacには対応していません。当然、私も出来ません。

家に帰り、荷造り〜といっても着替えくらい〜をして、22時横浜発のバスに乗る。予約をしたのが遅かったので、3列席の真ん中。シートは狭いけれど、そこは我慢。 JRバスが関東〜下関間の運行を中止して2年。民間が新たにこのルートを走ってくれるので助かります。しかも、下関までずっと高速を使うので時間も短縮。予定時間より大幅に早い9時半には着いてしまいました。


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