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October 28, 2008

今後のイベント参加予定。

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(珈琲待機中)

もう、10月もお終いですね。
さて、11月の「かうひい堂」はNatane cafeさんのご好意により、お店で開かれるライヴのお客様へ珈琲をいれることとなりました。あくまでも裏方ですので、豆の種類は精々2種類しか持っていきません。それでも、おいしい一杯でしっかりライヴのサポートをさせていただきます。
(ケーブル巻きも得意なんですけれどね。)

ライヴ詳細チケットに関してはNatane cafe HPでご確認下さい。
(Natane cafe HP)
http://www.natane-cafe.com/

丁度、10/27,28日の24時〜24時半、J-WAVE(81.3)の番組「Mid night train」で、来月16日のライヴに出演するmama!milkさんが紹介されます。関東地方の方、是非、御聴き下さい。
(番組HP)
http://www.j-wave.co.jp/original/midnighttrain/upcoming/index.htm

また、大好きなsmall colorさんの演奏もあります。

11月30日には「おいしいパンにつられてツアー」と題したライヴ。
こちらも見逃せません。手伝いという名目で強制参加させて頂けるこの幸せ。
Natane cafeさん、ありがとう。

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和菓子の日。

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(和菓子職人〜微笑庵主人、宮澤啓さん)

日曜日は、和菓子体験イベントの日。
恵比寿駅で久しぶりにあった、講師の宮澤さんは以前と変わらず、がっしりとした体格、穏やかな笑顔だけれど、やはり眼光鋭く頼もしい。挨拶もそこそこに会場の恵比寿Dへ。店主の鹿内さんが既にテーブルセッティングを整えて下さっていました。感謝。

挨拶もそこそこに、荷物を解いて準備にかかります。
私も今日は珈琲をいれますが、2種類だけなのでほどんどやることなし。会場セットが出来たところで、進行の読み合わせをすると、もう会場まで10分ほど。参加して下さるお客様も、次々と集まりほぼ、時間通りにスタート出来ました。

最初に作ったのは「吉野葛で、栗餡を包んだ」名月というお菓子。
火にかけたボールに葛粉と水を入れて煉っていきます。

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(葛粉を入れて・・・)

白い粉が水に解け、加熱、撹拌によって、透明な〜それこそ賢治が食べていた「すきとおった空気」の様なふるふるした状態に変わると、参加者から歓声があがります。

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(こうなります。)

これで栗餡をくるんで、冷まします。
練り上げた葛は熱いので、宮澤さんは手で包みましたが、私たちは小さな器に入れて、上に栗餡を乗せ、さらにその上に葛の乗せるという方法でつくります。充分冷めてから入れ子を抜くように器から取り出すのです。

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中には待ちきれずに、さっさと口にする方も・・・。
勿論、私は「先生!○●さんが冷めるのをまたずに1人さっさと食べています!」と報告。

「名月」を作り終えたら、直ぐに次のお菓子。「煉切」を2種類作りました。「唐錦」と「千代菊」。どちらも宮澤さんの用意した、餡を使って作ります。 手を動かしながらも修行時代の話や、師匠のこと、高崎で店を継いでからのこと・・・等々、いろいろな話が飛び出します。話の出来る職人さんです。 話を聞いていて、彼と出会った頃のことを思い出しました。

当時からとても熱心な彼は、店のカウンターやテーブルで、新しく作るお菓子のデザインを長いこと考えていたり、私の知らないお菓子の話をしてくれたり、それはもう楽しい時間でした。

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(まず、餡を小さく丸めて)

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(合わせて絞ると、はい出来上がり!)

最初は気兼ねして後ろの方にいた方も、気がつくと皆、身体を乗り出して、凄い熱気です。
人数が多いので、2グループに分けて作業をしています。待っている間、宮澤さんの名刺代わりの最中を頂くことも出来ます。丹波大納言を惜しげもなく使った最中は、自分で餡を挟むので、欲求不満がありません。最中の皮は高崎名物ダルマの形。

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(こんなに美しい餡がたっぷり!)

「唐錦」のあとは、ヘラを使って「千代菊」をつくります。
職人さんの道具はいつでも気になります。道具入れを開くと沢山のヘラが。

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これを使い、菊の花弁をつくるのです。

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(こんな形をつくってから)

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(模様を入れていきます。)

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(出来上がり!)

皆、5個ずつ作ったのですが、最初うまくいかなくても、最後のほうではきれいに仕上げる方も少なくありませんでした。会場はいつの間にか和気あいあいとした雰囲気、それから熱気に包まれて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。時間が余ったらどうしましょうと危惧したことは全く無駄でした。

最後に珈琲をいれて、イベントは無事終了。昼の2時から始めたのですが、外はもう暗くなっています。皆が帰ったあと、私と鹿内さんも千代菊に挑戦したのですが、己の不器用さを再確認してしまう程、ひどい出来となりました。

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(これは・・・丸まったヤマアラシ?笑って下さい・・・。)

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(お口直しに御手本をどうぞ。)

本当にあっという間に終わってしまったのですが、本当にずっしり、ぎっしり詰まった3時間でした。
(本当は3時間半かかりました。鹿内さんごめんなさい。)私も楽しめましたし、宮澤さん、そうして何より、いらして下さった方々が満足して帰られるのを見るのは嬉しいもの。近江商人の「三方善し」という言葉を思い出しました。

駅で宮澤さんと握手をして別れ、作ったお菓子を持ち帰って、また少し頂きました。
作りたての煉切、ふうわりしておいしいこと。数日後の私の身体の半分は、餡で出来ているのだろうなと思う程、沢山食べてしまいましたよ。参加者の皆さんはどうですか?また、機会があれば、このような場を持ちたいと思います。気を長くして楽しみに待っていて下さいね。

今回は積もる話をする暇もありませんでしたが、今度はご飯かお茶の時間位は取れる様に、うまく進行できたらいいなと思っています。宮澤さん、参加者の皆様、そして、会場を貸して下さって、後片付けまでして下さった鹿内さん、本当にありがとうございました。

ところで、最後になってしまいましたが、今回、私がヤマアラシを作ってしまった煉切の餡。これだけの手間を掛けて作られている物なのです。ううう。ごめんなさい。
http://misyouan.gunmablog.net/


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October 22, 2008

嬉しいづくし。

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(まだ現役)

日曜日の「かうひい堂@白楽」は、初めての場所ということもあり、どうなることやら、お客さんは来てくれるのかなと心配でしたが、ありがたいことに開店から閉店まで、休みなしという状態でした。

以前からの「かうひい堂」常連さんに加え、Natane Cafeのお客様もいらして下さり、とても新鮮な一日となり、私も楽しく過ごすことができました。

準備ひとつとっても、メニューをつくるのに、恵比寿ではDのオーナーKさんが、私の送信した物をプリントアウトして下さっていたのですが、今回は自分でやることに。プリンターを持っていない私は、ふと思い立って古いワープロを起動。たかが一枚打ち込んで印刷するのに、一時間近くかかる始末。ワープロって、平仮名を打ち込んで、その後カタカナに一括変換なんてことが出来なかったことに気がつきました。毎日の様に使っていた20年前は、そんな不便は感じませんでしたが、それが時代の流れというやつなのでしょうね。 しかし、このシンプルでアナログなデザイン。好きです。残念なことに、フロッピースロットが故障してしまったようで、文章の保存、読み込みが出来なくなっています。修理は・・・無理でしょうねぇ。

閑話休題。
「かうひい堂@白楽」では、Natane Cafeさんのパンも置いてもらったのですが、それも夕方には売り切れ。楽しみにしてこられた方々、すみませんでした。また、豆も売り切れ続出でご迷惑をお掛けいたしました。北欧風ニンジンケーキも煉切、栗蒸羊羹も無理無く売れて行くのを見るのは気持ちよいものです。 あるお客様は、今年の2月にスパイラルマーケットで豆を買って下さって、かうひい堂を知って下さったという方でした。とても嬉しいことでした。

また、数年ぶりにお会いした方も。皆さん、いらして下さってありがとうございました。元気な姿を見て私も嬉しかったです。生憎、来ることが出来なかった方からもメールを頂いたりして元気を頂きました。私には大したことが出来ませんが、皆さんに珈琲をいれることが出来るということが、どんなに幸せなことか、最認識させてもらいました。

お店を閉めたあとも、オーナーのMさん、ガラス職人のSさん、ミュージシャンOさんと4人で、いろいろな話をしながら遅くまで、沢山話をして、沢山飲んだ夜となり、もう楽しい楽しいで一日終わってしまいました。 そう。 なんて幸せな一日。この一日はまた、ずっと先かもしれないけれど、何かに形を変えて育っていくのだと、確信しました。根拠なんてなくても、解るんです。そんなこともあるのです。 

また、お会い出来る日を楽しみにしております。
皆様もお元気で!ありがとうございました。

さて、今週末は「和菓子体験の会」です。あと数名参加可能です。気になった方はどうぞ、お気軽にご連絡下さい。締め切りは本日一杯ですよ〜!


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October 18, 2008

19日(日)は「かうひい堂@白楽」

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(Natane Cafe)

いよいよ明日19日は、「かうひい堂@白楽」です。
場所は東急東横線「白楽」より徒歩約15分の素敵なカフェです。

今回は初めての場所ということもあり、シンプルな内容にする予定。
珈琲はブレンドとストレート合計9種類。紅茶もご用意致しました。

お茶受けは北欧風ニンジンケーキと、微笑庵より、「千代菊」「光悦」をそれぞれ限定10食。会場となる「Natane Cafe」は天然酵母パン屋さんなので、こちらのパンを買って頂いて、お召し上がりになるのも可能です。ただ、お食事メニューはございませんので、お気をつけ下さい。
駅から会場への商店街と平行して古いアーケードがあります。探検するにも持ってこいの道です。

(Natane Cafeの場所はこちらへ)
http://www.natane-cafe.com/

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October 16, 2008

和菓子体験イベント追加案内!

今月最後の日曜日、恵比寿で和菓子を作る体験イベントを行います。
教えて下さるのは高崎にある菓匠「微笑庵」店主、宮澤啓さん。若手ながら真っすぐな姿勢は以前から格好良いなぁと思っていました。かうひい堂開催時は初回から、おいしい和菓子を提供して下さっています。
(勿論19日の、かうひい堂@白楽にも!)
まだ参加人数に少しですが、空きがございます。当日、作るお菓子のひとつ「千代菊」について書かれているものを微笑庵のHPに見つけましたので、是非覗いてみて下さい。面白いですよ。当日は私も「菊が生きていない!」と叱られない様、頑張ります。
(微笑庵HP)
http://misyouan.gunmablog.net/

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一日フル稼働

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(尾根道〜琴平丘陵)


「明日朝の都心の気温は14度とこの秋一番の冷え込みとなります。」
そんな天気予報の通り、5:10AM発の列車に乗る為、外へ出るとまだ暗い空に冬の匂いが少し混ざった様な冷たい空気が鼻から肺へと入って行く。まるで空冷エンジンになった様。しかしまだ秋だと感じさせるのは漂って来る金木犀の香り。いつもとは違う駅までの道のりが、とても楽しい。

始発だけれど、連休中日だからか、思った以上に乗客は多く、渋谷から山手線へ乗り換える頃には、もういつもと同じ様な人の波。今日は秩父市街地に沿って伸びている「琴平丘陵」を歩く日。本当は、もう少し奥にある破風山に行きたかったのだけれど、夕方までに渋谷へ戻らなければならないので、こちらのコースに変更した次第。同行者は2人。「次はいつ山へ行くのですか?」とリクエストをくれたWさんと、その友人のTさん。西武池袋線の飯能駅で既に到着していた二人と合流。一路、秩父へ。

飯能市街を過ぎると、列車はどんどん緑の中へ。
川は渓谷となり、田畑は杉や広葉樹の森へと。嫌がおうにも雰囲気が出て来ます。
30分少々で長いトンネルに入り、そこを出ると秩父はもう目の前。石灰を採るため半分以上縦に削り取られた武甲山が痛々しい。 西武秩父駅では沢山のリュックを背負ったハイカーがぞろぞろと降りてまるで登山ツアーの様。多くは秩父鉄道を使って、奥地にある両神山や二子山へと足を進めるのでしょうが、私たちはひとつ目の駅「影森」で下車。早速近くにある登山口へと向かいます。

お寺の脇にある登り口より一気に尾根まで登り詰めます。
丘陵というだけあって、特別傾斜のきつい場所ありませんでしたが、狭い尾根道は気持ちよい。岩道あり、明るい雑木林あり、タンス岩という景色よい場所あり、そうして、お寺の数々。特に、岩井堂は小さくも、美しいお堂でした。これだけ観に行くのもいいかなと思うくらい。岩井堂の裏手を登って暫くすると、少し険しい登り道に。その頂上が長者屋敷跡。あずまやがあるので、そこで休憩することにする。私の持って来た「バリ・アラビカ神山」、Wさんのマロンケーキ、Hさんのクッキーなど、豪華な品揃え。風も緑も気持ちよく、文句なしの休憩時間。 お茶で体力を回復したあとはまた、尾根歩き。それから下って沢に沿って歩いたりと、景色が次々と変わって飽きません。

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(岩井堂)

一度、林道へ出てから再び山道を登ると、コース終点の羊山公園はもうすぐ。
手前でアケビやムカゴを見つけましたよ。(勿論、頂きました。)公園についてもペースを落とさないのは、近くの蕎麦屋「こいけ」へ立ち寄るため。生憎、新蕎麦の入る直前だったので(〜途中、蕎麦がまだ花をつけていました〜)香りは余り感じませんでしたが、味はおいしく、蕎麦ビールを持つ手も進みます。

一同、お腹が満足したところで、秩父市内散歩。
秋祭り中の秩父神社へ左甚五郎の龍を観に行きます。余にも出来が良くて縛っていないと、抜け出して暴れてしまうという曰く付き。しっかりと鎖に縛られておりました。他にも梟やらウサギやら見て楽しい動物が沢山。余り時間もないので、社をひと回りしたあとは、再び駅方面へ。
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(縛りの龍)


途中、横道に入ったところにある自家焙煎珈琲店「ぢろばた」へ。ここはゆっくり丁寧に珈琲をいれてくれるので、時間がない時には立ち寄ってはいけない店です。なにせ、出来上がった珈琲を店主が気に入らない場合は又、入れ直すので・・・。お茶受け持ち込み自由の店なので、少し残っていたクッキーをここで頂きました。ついでに、やはり予定していた列車に乗り遅れました。繰り返しますが、ここはそういうお店なので、決して時間が掛かるからといって不機嫌にならぬ様、お気をつけ下さい。

列車に乗り遅れたとはいえ、まだ予定(渋谷に17時)には間に合うので、駅で次発列車に乗ってふと外を見ると、大きな蒸気機関車が煙を吐きながらごっしゅごっしゅとすれ違いました。もう少し近くでゆっくり見てみたかったな。出来たら一度乗ってみたいのだけれど。

列車を乗り換える飯能駅で、同行の二人(お疲れさまでした)と分かれて、渋谷へ。副都心線直通の列車は乗り換えなくてよいので、とても便利。なんとか五時10分前に到着。

お目当てライヴにも無事に間に合い、十二分に堪能したあとMでオートミールの夕食。
帰宅したらもう22時を回っていました。

いや、一日しっかりと搾り取らせて頂きました。

帰り道、空には銀盆の月。ぴかぴか光っておりました。

追記:同行二人は分かれたあと、餃子、ワンタン、担々麺も食べたそうです。

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October 10, 2008

今月はきっとあっという間に過ぎてしまう。

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(カラメル製作中)

昨日も今日も、随分と忙しい一日。
お客の多いこと。平日なのですが、一体全体どうしたのでしょうね。

今日は帰ってから、日曜日に行われるライブへの差し入れ豆を煎りました。
深煎りだけれど、気持ち押さえた煎りあがり。バリ・アラビカ神山。頼りになる豆です。

今月から来月半ばまでの日曜日は既にスケジュールで一杯。
来週末は「かうひい堂@白楽」。その次の週は「和菓子を体験する会」。
準備などで、あっという間に10月も終わってしまうのだろうな。
それでも、一生、記憶に残る様な楽しく、実の重い月であって欲しいものです。

来月は紅葉もきれいだろうから、是非とも丹沢の山へ登りに行きたいものです。

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October 06, 2008

長距離梯子の日。

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(あと2回は行きたい)

今日は天気もよくて、出かけるには最適日和。
朝、一番で上野へ。お目当てはフェルメール展!・・・ではなくて、Hammershφi展。
がらがらかなと思っていましたが、開場時には約30名ほどが行列をつくりました。私は3人目。内容はというと、よかったですよ。思っていた以上に初めて見る作品がありましたし、全体のボリュームも充分ありました。改めて作品解説を読んで、これまで気がつかなかった作品の醸し出す、不思議な雰囲気の秘密のひとつが解けたりして、手応え充分。それに、デンマークの空気が伝わって、しばらく感じることの出来なかった空気の匂いすら、甦ってきます。 「みんなのうた」には大貫妙子の歌う「メトロポリタン美術館」という歌がありますが、あの歌詞の最後の「♪大好きな絵の中に閉じ込められた」というフレーズ。ちょっと本気でそれもいいなと思いました。
欲を言えば、絵葉書。友人に送りたかった「ゲントフテ湖、天気雨」が見当たらず残念。

ゆっくり時間を過ごしたあとは、一路、青梅へ。
自家焙煎珈琲店「ねじまき雲」で行われている「企画展「きのこ(ネジマキノコ)」展 」へ。それにしても、青梅。思っていたよりも遠いですね。山の懐にある駅から少し歩くとお目当ての店。換気扇から珈琲焙煎独特の匂いがしてきます。入口扉はドアノブでなくて、横スライド式。古い建物を使っている店内には既にたくさんのお客様が。

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(ねじまき雲)
http://nejimakigumo.bitter.jp/
店内には沢山のキノコ作品が。菌類、粘菌好きにとってはたまりません。
ランプ、ジュエリー、オブジェ・・・等々。

お店のご主人と奥様、どこかでええと、どこかでお会いしているなと思ったら、数週間前に職場に来て下さったそうです。お店の奥には私と同じシリーズの焙煎機。私のほうが古い型ですが。それから珈琲に関する本。どれも手に入れるのがちょっと大変なものばかり。すごいなぁと思っていると、厨房奥からひょいとWさんが顔を出しました。今日はここで「きのこづくし」プレートをつくっているのです。メニューは次の通り。

・ ポルチーニ茸のポタージュ
・ 奥多摩産原木椎茸のステーキ
・ マッシュルームとドライトマトのマフィン
・ 椎茸と水菜のマフィン
・ きのこサンドクッキー
・ きのこのかさクッキー

これで・・・千円は安いと思うのですが。
。いつも思うのですが、この方、一体全体どうやって毎回、イベントの材料を運んでいるのでしょうか。随分な量になると思うのですが。不思議です。今回、頂いたお菓子のレシピはWさんの新刊にも載っているそうなので、つくってみたいと思われた方、如何でしょうか?こちらのお値段もお手頃です。

「野菜のお菓子のレシピブック」(主婦と生活社)
http://www.shufu.co.jp/books/00003858.html
 
食後に「ねじまき雲」さんの珈琲を頂きました。
エスプレッソですが、嬉しいことに手動式を使っています。後味がすっと消えるけれど、香りの余韻が残る上等の珈琲。こういう店があるというのは嬉しいことです。近所にあると入り浸ってしまうでしょうね。久しぶりにいいなと思うエスプレッソでした。エスプレッソをおかわりしたのは何年ぶりでしょうか。

展示してある物の中に標本の様なキノコのランプが数点。いいなと思っていたら、作者さんがいますよと紹介していただいたので、ちょっと話し込む。その内、一緒に来られていた方に紙ナプキンで作るキノコの作り方を教えてもらうことになり、それを見ていた他のお客様も参加して、ちょっとしたワークショップが始まりました。
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(ポスターUP)
出来上がったキノコを持って、店をあとに。貰って来た青梅のイラストマップの隅に「雪女の碑」という文字を見つけ、どうして雪女なのでしょう?と聞いたところ、小泉八雲がこの地で雪女の話を採取したとのこと。観に行ってみることにしました。

店を出て、気付いたことがひとつ。
この店の前、どこかで・・・と思っていたら数年前にバイクで迷った場所でした。


駅まで戻る道をそのまま歩いて反対方向へ。赤塚不二夫の記念館前には沢山の観光客。その先に「ねこかいぐり公園」の文字を見つけちょっと寄り道してみることに。ははあ。こういう公園ですか。猫は一匹もみあたらず。いつもはいるのでしょうか。それに「かいぐり」ってなんでしょうね。名前のおもしろさに満足して、また歩き始めます。
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(ねこかいぐり公園)

しばらく歩くと今度は「ねこ交番」!
しかし、やはり猫の姿はなく、ねこのイラストボードやらなにやらが、一杯貼ったり、立てている交番だったので、写真は撮らずにそのまま素通り。しかし何故、こんなに「ねこ」にこだわっているのでしょうね。駅についてから一匹も見ていませんし。

多摩川へと続く道を下っていると、ふるい三角屋根の工場やら、終わってしまった彼岸花やら、目を楽しませてくれます。古い軒先に薄がゆれていたりして、秋の風情たっぷりだなと思っていたら、着きました。多摩川です。 ここまでさかのぼって来ると、水もきれいですね。

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(多摩川)

その脇に、とても地味にありました。「雪女の碑」。
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裏には八雲の写真が。

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川の上流を臨めば奥多摩の山々。北海道ではなく、この地に雪女の話が残っていたのになんとなく納得。河原へ降りてみようかなとも思ったのですが、降りる場所を探すことになるので今回はパス。

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(奥多摩の山々は深い)

青梅街道を歩いて、再び「ねじまき雲」方面へ。
丁度、「ねじまき雲」の前の坂を下ったところと、青梅街道がぶつかる場所に常保寺というお寺があって、そこに猫地蔵とやらがあるそうなので、覗いて行くことに。 門をくぐってすぐ左手にありました。これは拝観者が撫でていくのでしょうか。何故だか招き上げている左手手首から肘がへこんでいます。そういえば、千葉の本八幡にも日本一大きな石の招き猫がありましたっけ・・・あれ?
これ地蔵という説明ですが、招き猫ですよねぇ?

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(猫地蔵)

そんな失礼な疑問を抱いたせいか、少し小雨がぱらぱらしてきたので駅へ。

再び、中央線に乗り込み、家に着くと18時前。
いや。ちょっとした旅行でした。青梅はまたゆっくりと歩きに行こうと思います。

帰ってから、Wさんへ「猫地蔵」見ました?と聞いてみると、そちら方面へ食事をしに歩いていったのだけれど、暗くてわからず、犬に吠えられたりしました。との返事。あはは。(すみません)

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October 05, 2008

久しぶりに珈琲の話。

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(いつもの場所に。でも、そろそろ冬眠準備)

「珈琲と文化」という季刊誌があるのだけれど、その最新号(71号)に興味深い記事を見つけました。
原稿書き手は茨城のSAZAコーヒーの会長、鈴木誉志男氏。
「抗したい味のグローバル化の流れ〜米国スペシャルティコーヒー協会に出席して〜」
というタイトルのもの。 鈴木氏は日本スペシャルティコーヒー協会の理事、抽出委員会委員長もなさっておられる立場の方なのだけれど、スペシャルティコーヒー協会総本山、米国スペシャルティコーヒー協会(以後SCAAと表記)会長から「コーヒーの美味の基準、日本ではどう明文化されていますか?」と質問を受けて、返答に困ったという書き出しだ。
鈴木氏は「おいしいという味の基準を決める」ことに対し、「うまい」ということは、はなはだ情緒的なものであって、これこれこういう味が「うまい」味と基準を決めるのは難しいのではないかと考えている。 SCAAでは複数の審査員がコーヒー豆の香り、風味、酸味、バランス、コク、クリーンさ、後味などに点数をつけて、その合計点が高いものをよいものと決定する。勿論、間違いではないけれど、それを万人がおいしいと感じるか?というのが鈴木氏の疑問だ。

これは私もよく悩む事柄で、「おいしいのを下さい」と注文されても、好みは人それぞれ。
苦いもの、酸味の強いもの、軽いもの。中には「渋いのを下さい。」という方もいる。(渋いというのはコーヒーでは余り歓迎される味ではないと思うのだけれど。) それなのに、これがおいしい味というものなのです!というのは詰まらなさすぎるし、いろいろな味を試してみようと思っている人は、そこで窮屈に縛られてしまうのではないか。

そもそも、一体何の為にコーヒーを飲むのか、飲みたいのか?
そこが原点だと思うのだけれど。

私が鈴木氏に好感を持つのは、日本スペシャルティコーヒー協会で重責を担っている鈴木氏が、単なるビジネスマンとしての仕事をしているのではなく、本当にコーヒーが好きで働いているのだなぁと感じるからだ。 これが世界基準です。というようなことをいって、最高のものを決めてしまえば、商品を高く売ることは容易くなる。しかし、それでは折角、いろいろな国で、いろいろな味のコーヒーがつくられていても、おいしさの規格外扱いとなりかねない。そうして、世界中のコーヒーは同じ味に向かって走り出すことになる。なぜなら、そうしなければ高い評価を得られなくなり、その結果、収入にもひびくことになるからだ。 コーヒー業界は非常に狭い世界なので、中には「黙っていれば楽に商品を売ることが出来るのに、余計なことを言って・・・」とぼやいている人もいるかもしれない。

そんなこと百も承知で、こういう意見をきちんと匿名でなしに専門誌に載せるなんて。
これまでも、好きなコーヒー店でしたが、ますます応援したくなりました。

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October 02, 2008

ゆっくり夜空を見たいと思う。

Sep08
(秩父夕暮れ)

帰り道。
空を見るとうっすらと白鳥座。
そういや、この夏はさそり座をろくに見ていなかったな。
薄曇りで今夜は見えませんでした。アンタレスの赤。さそりの心臓。

風邪が治ってきたかと思ったら、突然、蕁麻疹が。
明日は仕事前に皮膚科です。

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