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September 30, 2007

三者三様

Ebisupb
(パイプピル〜でもマンションです)

さて、日曜日の報告。
グラウベルの狩野さんのお誘いで、メキシコの珈琲生産者組合「マヤビニック」「セディアック」の方々との会合に出席。日本でどのように珈琲が扱われ、飲まれているかということの視察と、商品の質向上の為の研修をかねての来日。慶応大学で行われている「慶応フェアトレード・プロジェクト」の活動の一環。

現地を知ることにより、メキシコと日本との珈琲に対する考え方、好まれる味などの格差を埋めることが主な目的ということで、私の仕事は数人の焙煎者の方とともに事前に預かったメキシコの豆を焙煎、当日、参加者に飲んでもらうという作業のお手伝い。

当日は遠くは愛媛から「BUN-BUN ROASTERS」さん。千葉の「焙煎香房・抱(HUG)」、東京から「KEIの珈琲」、そうして私が持ち寄った豆を試飲してもらう。同じ豆でも焙煎によって随分と味が変わることを実感して頂いた。

それぞれに「同じ豆を前にして、これほど違う味を求めるのか」というほど違う味に仕上げていた。
BUN-BUN ROASTERSさんの豆は5k窯で苦心の少量焙煎。 1週間ほどして飲むと随分と味が引き出されてきた。抱(HUG)さんは、反熱風手回しロースター使用。深煎りと中煎りと2種類。前者は修行なさったという某名店の味を引き継ぐもの。後者は・・・蜂蜜を思わせるような深く甘い香りに驚かされた。KEIの珈琲さんは直火手回しロースターでの深煎り。飲み頃を考えて数日前の焙煎。いつもながらの落ち着いたどっしりとした、それでいて重くない味に仕上がっていた。

私はというと、メキシコの特徴でもある酸味を出すのに苦心した。
非常に強いボディを持っている豆ならば簡単にだせるスッキリとした酸味がなかなか出せない。
前もって渡されていた1kgの生豆は、どんどん減って、最後の最後にようやく「なんとか」及第点の酸味を出すことが出来た。 しかし後日、少量残っていた豆を飲んでみたところ、酸味はほどんど消えてしまって自分に不満の残る結果となった。原因は多分、焼きすぎて酸味が消えることを恐れての、長時間焙煎が原因。大きな宿題を残した。

サンプルに渡されたのはメキシコ産だけれども、マヤ・ビニックよりは癖の少ない豆。
帰りに少量分けてもらったマヤ・ビニック。出来れば味の調整をして次回の「かうひい堂」でお披露目出来ればと考えています。サンプルローストを見たときに少しスパイスのような香りがしたので、面白い味になるかもしれません。 ちょっとばかり期待の豆。将来オールド用に寝かせるほどのものがひょっこり出て来るかも。

楽しみにしています。

多忙の中、こういう貴重な機会を作ってくださったグラウベルの狩野さんに感謝です。

※遅くなりましたが、書き込みしてくださった方への返信を各コメントの下に書き込みました。ありがとうございました。

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