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March 30, 2006

バナナ

Suippi

(スイッピ)


このところ、昼食にバナナばかり食べている。

近所の八百屋でひとカゴ126円也。
少し前までは98円だったのだけれど最近はずっとこの値段。

特にバナナが好きなわけではないのだけれど、仕事中の食事にはこういうもののほうが食べやすい。こんなに連続してバナナを食べることがなかったからなのだけれど、一見おなじように見えるバナナも、その日によって味が違う。ときどき食べごろに当ると、ねっとりとよい風味と甘味が口の中に拡がる。

よく見てみると、バナナというものの形の美しさにいまさらながら気づいたりする。
くるん、つるんとしたかたち。明るい黄色というのも太陽みたいで美しい。

「ば な な」という音までなんだかいいなと思ったり。
最初に濁点がつくのがいい。これが「は な な」だとなんだか締まりがなくなるし、第一「花菜」といっているようで葉物野菜のようでしょう? …なんだか「宮澤章夫」か「東海林さだお」のようになってきました。

「黄色いバナナ」  

ほら。

とてもよい響き。


さて、話は変わって昨日は仕事終了間際にショッキングなことが起こりました。
客席からカウンターへ戻る時、柱におでこをがつん!とぶつけました…。しかもふらついたとか、つまづいたとか、一瞬寝てしまったとか、そういう理由もなしに普通に歩いての「がつん」。物理的に考えるとどうしても頭か体全体が右に傾いていたか、視点がおかしくなって正面から柱にぶつかっていったとしか思えないのです。

なにせ、減速していなかったのですから、かなり派手な音をたててしまいました。

…歳?

なんでも歳のせいにして話を終えるのはよくないのだけれど、原因がわかりません。

むー。

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March 29, 2006

思ったこと

Yanagisakura


(桜柳)


この街では多くの人は電車にのって座席に座る際に、ボックス席よりも横並び席に座ることを好むようだ。たとえ前者ががら空きで、後者に数名先客がいたとしても〜だ。

自然な成りゆきを思えば、進行方向に向かって座るほうが楽なはずなのだが。
正面に他人が座るのが嫌なのかもしれない。


さて、珈琲の話。
三浦義武(みうらよしたけ)という日本珈琲史には欠かせない〜しかし殆ど一般の人にはその存在が知られていない人がいる。早くからネルドリップに注目をした人なのだけれど、どうやらその人の考案した抽出方法のひとつに「遠心分離器」を使用したものがあるらしい。おおまかな方法は想像に難しくはないが、微調節方法に不明点が多いので気になって仕方がない。

珈琲抽出では「最初に必要とする珈琲エキスともいえる成分を全て抽出させ、あとはそれを伸ばしていく」ことが要求される。簡単な理屈だがそれが非常に難しい。

今日は練習に「ニカラグア・マラゴジペ」を50ccのデミタスで抽出。
合格をもらったものの、まだ問題は残る。今日の豆と明日の豆の状態は違うし、ましてや別の豆となると全くの別物。同じ方法が全ての豆に通用するわけがない。

急いてはいけない。経験ひとつひとつをきちんと心に留めて。

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March 27, 2006

二十四番花信風

yozakura

(帰りすがら)

紅桃

香梅

滝桜

春の気配を感じたかと思ったら、おやおや。
日ごとに明けゆく春という季節は欲張りで、息つく暇もないほどに
花を咲かせて咲かせて、冷たい空気を追い払ってしまいます。

春に吹く花を咲かせる風。
今日も吹いていました。今日はどんな花を咲かせているのでしょうか。

辛い思いをしている人達のこころにも、どうぞ暖かい風を。
美しい花を咲かせてあげて下さいな。

今日は午前中から某ホテルにて社交ダンスの発表会。
いえ、わたしは踊らず照明オペですよ。無事に終了して、帰ってくる夜道に咲く桜の写真。
どうもいまひとつ心をうつ一枚が撮れません。感性がいまひとつなのです。


ところで「くわがたツマミ」のオフィシャルHPが出来たもようです。
ストーリーなども増えて面白さ数倍になっています。是非どうぞ。

(くわがたツマミ)
http://www.tumami.jp/

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March 24, 2006

ちょっと不安

s


(ピース堂下ねこ〜!)


ネットで買物することが、ちょっと増えた。

仕事から帰ると23時を回るので、なかなか自分の足で店に出向いて〜ということが減っているのは事実。それではお金が貯まるかといえば、ネットオークションやらアマゾンで本だの、なんだの購入しているので結局のところ消費に関しては大きな変化なし…いや、以前より出費が増えている。

これは何とかしなければと一念発起。(大袈裟!)


パソコンを介しての買物は月に1万円まで。
「ほぼ日」は衝動買いの巣窟の可能性が大なので、ちょっと覗く位にしておく。

いや、先月は本の購入額がちょっと予算をオーバーしておりました。
オークションで珈琲の古書を結構見つけたもので・・・と言い訳を始めていますよ私。すみません。

今月末は「プルートゥ」3巻、それからそろそろ雨柳堂夢噺の新刊も出るはず。(漫画ばっかり…)欲を云えば器屋さんにもいきたいのだけれど、そんなことをしたら破産は目に見えているので我慢です。


明日も忙しい一日。
仕事の前に荷物を受取りに運送会社の倉庫に行って、10時に銀座で人とあって。
お店には11時にはついていないといけないのでばたばた。

寝坊しないようにアラームのセットはしましたが、ちょっと不安です。
さ、さっさと寝ることに致します。

それではお休みなさいませ。

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March 21, 2006

事業報告会

sinjyuku1


(随分、明るくなりました)

日曜日はよいお天気でしたが強い北風。

午前中〜昼過ぎまで家事をこなし(終わりませんでしたが)夕方から出かけました。
目指すは新宿。しかし、日曜日。どこもかしこも凄い人出です。本当は渋谷のMにでも寄ってと思っていたのですが、時間がなくて断念。未練をのこしつつも新宿へ向かいます。

紀伊国屋書店にふらりと立ち寄ったのが運のつき。出てきた時には本を2冊抱えておりました。
高橋睦郎の新刊。ついでにハンズでハリオの円錐ドリッパーも買ってしまう。誰です。私にお金を持たせたのは?時間が少しあったので、そこらでお茶でも…あれあれ。いけません。どこもかしこも行列です。日曜日の新宿ですから仕方がありませんねぇ。

それならと会場に直行しました。なんの会場ですかって?

今日は「明和電機事業報告会」。
組合員の某Rさんがチケットをとって下さっていたのです。これはいかなければと、とっくの昔に照明音響のバイトにはNGをだしていたのでした。会場につくと「機材設置の為、会場時間が遅れています…」とのアナウンス。人でぎゅうぎゅうのロビーで待つこと妬く、2、30分。ようやく会場に入りました。私たちの席は…おお、一番前の一番端!目の前にはお馴染みのセット。歌うロボット「セーモンズ」も一体来ています。私の好きな花型「マリンカ」も揃っています。これは期待出来そうです。

(明和電機HP)
http://www.maywadenki.com/top.html

事業報告会とはその名の通り、明和電機の先年度までの事業報告と、これからの事業展開の計画を聞く会なのです。最近は海外巡業も少なくはない明和電機ですが、お約束のトラブルも健在。頭からワイヤレスマイクがぶちぶち切れたり途中でパワーポイントに使用しているパソコン電源が落ちかけたり、もう大変。しかし優秀な工員さんや社長の機転トークにより無事乗り切っておりました。

これからの活動として、「明和電機のある暮らし」を掲げ、そのための新しい機械なども完成品ではありませんが発表。気になるものも多数ありましたよ。今年はスイスでもパフォーマンスを行う予定の明和電機。頑張って欲しいと思います。

さて、会場をあとにしたあとはお待ちかね(?)。食事に出向きます。
日曜日の22時前ということもあり、意外と少ない真っ当に飲食出来そうな新宿の店。

おいしいものを食べて友人と別れ列車にのって…。
今日も寝過ごし防止に携帯のアラームを振動でセット。準備万端です。

…おや?

…やっちゃいました。
横浜中華街に来る予定はなかったのですが…ううう。


(菊姫、子持ち昆布、手羽、その他)
nomiya

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March 19, 2006

素敵な人達

isidan

(お気に入り)


金曜日

〜少し暖かくなった風にのって梅花の香。
少し遠回りになるけれど、古い石段を下って駅に向かう。

ものの7、8分の距離の間に見つけたもの。

淡い緑の光りを纏ったような新芽をつけた大きな柳。
踵だけで歩くことに挑戦している子供。
いつもより近くに見える山々。

それから池の上まで枝を伸ばしている早咲きの桜。

歩かなければ気づくことがなかったこと。

夜は久しぶりに寄り道して恵比寿へ。

駅前にはいつも格言のようなことを掛けてある古本屋があるのだけれども
その格言の横に「最終回」と添えてある。お店を閉めてしまうのかもしれません。
いつも面白いことを書いているので、密かに楽しみにしている人も少なくないと思うのだけれど、それと売り上げとは別問題なのでしょうね。わりと掘り出し物があるお店だっただけにちょっと残念。今日は時間もあるし、都心へ出かける用事もあるのでちょっと覗いてみようかと思います。

いつもの坂を上って「M」の扉を開ける。
めずらしく空いている店内。マスターがコースターを無言で置いてくれた席にこしかけ、ようやくひと息入れる。癖のあるものよりも静かなものが欲しかったので注文はマッカラン。BGMはリー・オスカー。マスターはおいしそうにパイプをふかし、Yさんはリズムに乗せて身体を動かしている。二人の脇にはそれぞれグラスが。Yさんにいたってはポケットになにやら袋を忍ばせていて、そこからなにやらつまみ出し食べている。楽しそうなのです。

「辛いことがあると、これまでの辛いことが楽になるよね〜」
「風が強かったでしょ?外でがたがたって音がするから、花粉対策のマスクをつけて外を覗くと、私の大切な盆栽がどこにもないの。ええ〜っと思って見てみると鉢ごと奥のフェンスまで転がっていて割れてるのね。出かける前だったから新聞紙を濡らして巻いてビニールに入れてきたけれど大丈夫かなぁ。盆栽の鉢って高いのよねぇ。なんであんなにするんだろう〜?」

と、いいつつ音楽に合わせて今度はウクレレを弾く真似を。

それをマスターは「そうだよね。」とにこにこ。

私もなんだかいい気持になってもう一杯だけいただき帰ってきました。


昨日、土曜日はお店に韓国から来た青年が。
数日前に一度、来てくれたのですが5日間の滞在期間中「もか」「大坊」を始めあちこちの珈琲店を回ってきたそうです。日曜日、帰国するとのことで最後にもう一度と立ち寄ってくれたのでした。仕事の合間をぬって話をしたのですが、私の英語力の落ちていることといったら。思っていることの半分も伝わったかどうか。

いつか珈琲店を開きたいという彼は、家で家族にも飲ませるんだとブレンドを200グラム買って行きました。またひとり素敵な出会い。いつか彼の店でおいしい珈琲を飲めることを願ってやみません。


「今度来た時にはあなたの入れる珈琲を飲ませて下さい。」


…はい。頑張ります…。ううう。

ebisu

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March 16, 2006

いよいよ

nakame

(ドロップ)


長いこと待たせていた課題をひとつこなしてひと安心。
あとは私の仕事が少しでも先方の役にたつことを願うばかり。

さて、今日は仕事の中で転機がありました。
いつものように焙煎準備を済ませ、マスターに声をかけます。

「焙煎準備が出来ました。」

すると「今日は一緒に焙煎して」とひと言。

小型の半熱風焙煎機を扱うのは初めてです。
今日は8種類の豆を焼かなければなりません。

しかし、こんな日に限ってお客さんがどんどん来店。結局、焙煎室に戻ることが出来たのは残り2種類になってから。

それでも嬉しい気持とある種の緊張の混じった状態で狭い焙煎室でマスターと並んで焙煎機の前に立ちます。
2つある温度計と排気用ダンパーの調節、それから特注品であるこの焙煎機にのみついているダンパーへ続く空気の流れを止める内蓋を開け閉めしながら、豆の状態を見チェック。

煙りが少し出始め焙煎室に珈琲の甘い香りが立ちこめたころ、おもむろに釜の蓋を開くとふっくらと煎りあげられたグァテマラの大粒豆〜マラゴジペが冷却機にざらざらざらと滑り落ちます。

冷却しつつハンドピック。

「じゃ、やってみて。」

うへえ!…なんて勿論いいませんよ。しかし失敗は許されません。この職場ではいつも一発勝負。リハーサルはありません。焼いた豆が深煎りだったおかげでなんとかなりました。

そんなわけで今日は記念すべき第一日目。
ここまで1年。ここから先も楽しみです。

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March 11, 2006

一週間

kohaku2

(かうひい堂看板娘)


イベント終了後の一週間は目まぐるしく過ぎ去り、たった7日の間によい知らせ、悲しい知らせが飛び交い、それでも私はいつもの様に仕事へ出かけて帰ってきます。いつもの様に食事をつくり、お風呂にはいり寝て起きて。ただそれだけの存在です。


古くからある店というものは。

「ただそこにあるだけで安心」する存在になりうるのだけれども
もちろん、経営ということから考えるとお店でお金を多少なりとも使って頂かないとなりたっていけるものではありません。

人に対して同じことをいってもよいのかどうかはわかりませんが。

ずっと顔を合わせて話をすることがなくても「そこにいれば安心」という人もいます。それはこちらからの一方的な甘えなのかもしれませんが、確かに私の支えになってくれている人達があちらこちらにいます。

不精からか、甘えからか、ロクに連絡もせずに勝手な言いぐさなのです。

しかし、私もそういう存在になれる様になれたらよいなと思うのです。


(あの、別に深刻な悩みがあったり、片思いをしていたりしているわけではありませんのでご心配なく)


今日の写真はある方から頂いた手作りの粘土人形。「コハクちゃん」。
いつも「かうひい堂」店鋪でお店番をしてくれています。先日、靴の飾りを無くしましたが無事発見。見つかった記念の一枚です。(手ぶれしていますけれど…)

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March 06, 2006

無事終了

kauhiidou

(今回の書籍)


今年はじめての「かうひい堂@恵比寿」は無事に終了致しました。

今朝は寝坊もせず準備万端。いつもスイーツをお願いしているIさんから「雪のムース」を受け取り余裕しゃくしゃくで多摩川を…。「!」栗の渋皮煮を家に置いてきたことに気づきました。慌ててバイクをUターン。家へ戻ってあった、ありました。荷物にいれて再び出発。途中、メゾンカイザーに立ち寄り、頼んでおいたパンを受け取って恵比寿Dへ。

遅くなってすみませんでした。
ばたばたと開店準備をしていたのですが、ここでまた問題が。
入れたはずのベーコンとチーズが行方不明。カフェオーナーのKさんが買い出しにいってくださることになりました。そうこうしているうちにお客さん来店です。

今回も沢山の方々がお見えになられました。
Iさんのつくって下さったneige(ネジュ)雪のムースの美しいこと。
こんな美しいお菓子は久しく見ていませんでした。カフェDのショーケースに並んだ写真を撮りたかったのですが、ひっきりなしに訪れるお客さんのオーダーをこなすのが精一杯。あっという間に閉店時間。

さすがにいつも元気なKさんもお疲れのよう。


片付けの後はいつものように二人でお茶を飲む。

今回のお茶はこれまでよりもひときわ身体をほぐす一杯でした。

お疲れ様でした。

それからいらして下さった方々にも感謝の気持を。

ありがとうございました。


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March 04, 2006

いよいよ日曜日

tubaki-n

(清楚)


ようやく日曜日のための焙煎が終了。

パンの注文そうしてなによりも今回のお菓子。

これまでにもおいしく美しいお菓子をつくりだしてきたIさんに
「雪をイメージ」してつくって貰いました。どんなお菓子かは内緒。

それから今回は季節外れですが、おいしいので「大粒栗の渋皮煮」も準備出来ました。

主役の珈琲ですが予告通りコロンビア「サン・アングスチン」ブラジル「サン・アントニオ」を始めホンジェラス、ガラパゴスもお目見えします。

春までもう少し。
最後に冬の名残りを感じながら、恵比寿の坂を上ってきて下さい。お待ちしております。


(場所はこちら)
http://www007.upp.so-net.ne.jp/ckcafe/

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