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February 27, 2006

来週は「かうひい堂@恵比寿」

kokurasiato


(小倉)


またまた1週間はあっという間に過ぎ去りました。
先週はお店に友人や友人から聞いてきましたという方が来てくれて、ちょっとした日常の素敵なアクセントになってくれました。

私は無精者なので、日々の連絡というものを怠りがちなのですが決して忘れているわけではないのです。きちんと態度で示さないと失礼なのでしょうが…ごめんなさい。不精なのです。


さて、「かうひい堂@恵比寿」まであと一週間。
そのための新しい豆も入荷済みです。べらぼうに高価な豆ではありあませんけれども、しっかりとした味のある珈琲です。最近は深煎りの珈琲が流行っていますが、オーバーローストの物も少なくありません。上手に焼いて恵比寿でお出しできるように致します。どんな味になるかは当日のお楽しみ。

今回のお菓子もいつものIさんにお願いしました。テーマは雪です。お楽しみに。

さて、最近の豆の動きを見ていると「グルメコーヒー」から始まった高価格ブランド化は「スペシャリティ−コーヒー」「オークション物」や「有機栽培」「フェアトレード」へと受け継がれて、一見成功しているように思えますが、手放しで喜んで迎えいれるのにはひと呼吸おいた方がよいというのが私の考えです。

決して悪い試みではないのですが、グルメ、スぺシャリティーは宣伝文句が多すぎます。高価格にしてそのぶんきちんと生産者に還元されているかといえば、まだ疑問が残るものもすくなくありません。有機、フェアトレードは生産の目的が「おいしい珈琲」というところからまだ遠い位置にあります。

オークションも例えば日本人同志で競り合って、結果としてべらぼうに高い値段になっている場合もあります。

また、焙煎して販売する場合ですがまだまだ勉強不足のお店も少なくありません。
脱サラや副業で始めた場合、セミナーなどを受けた場所の考えを優先するのは仕方のないことですが、ある程度の時間がたったら自分の舌がどう思うのか、もう一度考え直してもよいのではないでしょうか。

私自身、「その業界の常識」というものに捕われ過ぎていたところがあります。
その常識というものは誰がどういう目的でつくったものなのか、面倒くさくて考えていなかったのです。そういう危険性は常に目の前〜いいえ、既に自分の中に食い込んでいると思ってよいでしょう。

そういう楔を一本ずつ見つけては抜いて行く作業を怠らないよう今年も精進していきます。

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February 19, 2006

眠気

mimoza

(春間近)

眠い。眠いのです。

今日は仕事がないので家のことを沢山やっつけてしまうよていだったのですが、なんですかこの眠気は。

なにもかもが面倒になってくるほどです。身体も疲労感に包まれて、本当は一日ぐうぐう寝ていたかったのですが、やらなければならないことが山ほどあります。 

…と、ここまで書いてうたた寝。いまはもう月曜日。


朝のニュースで詩人の「茨木のり子」さんが亡くなられたことを知る。また好きな人がひとりいなくなってしまいましたが、不思議と平常心。小学校の教科書に「六月」が載っていて「黒麦酒」というものがあるということを初めて知り「自分の感受性くらい」「汲む」等には今でもお世話になっています。明るく厳しく、そうしてユーモアたっぷりに自分の足で立って生きてこられた方です。 普通ならここで「御冥福をお祈り」と書くところでしょうが、彼女はお祈りしなくても「これからも生前と同じ生活を送ることが最初から決まっている」と信じているので特にあれこれ感じないのかもしれません。今度の「かうひい堂@恵比寿」にはいつもより少し多めに彼女の本を持って行くことに致しましょう。それが追悼の代わり。


さて、仕事へ行ってまいります。私は私の仕事をきちんとこなさなければ、道を切り開いて先に逝ってしまった方々に申し訳がたちません。これはいま生きて行くことに対しての責任。(なんだかちょっとエラそうですね)

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February 16, 2006

地獄と天国

akaimi

(赤い鳥あかい♪)


今日は店の12年物のオールドコーヒーを頂きました。

なんと、香りを嗅いだだけで嫌な気持になり、数滴分を舌の上に乗せただけで「うっ」となり、しばらくしたらジンマシンが!

これは一緒に働いている方が12年前に買ってわざと常温で放っておいた「焙煎後」の豆です。

余りにもあんまりなので、そのあと普通のものを飲んだのですが(ほとんど一気飲み!)帰る間際になっても舌の上に残るいやな感じはなくなることがありません。


酸化した珈琲がどれだけ恐ろしいものなのか、身をもってしることになりました。

店でいう本当のオールドコーヒーというものは、生豆の状態で湿度を管理しつつ寝かせたものです。決して上記のようなことはありませんので御安心を。

救ってくれたのは持ち帰ったマスターお手製の「イチジクのタルト」。毎週、いろんなお菓子をつくってきて下さるマスター。その途切れることのない好奇心と意欲には脱帽です。


                             (ご馳走様です!)
itijiku

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February 13, 2006

日曜グラウベル

kintyou

(緊張の一瞬)

久しぶりの更新です。

土曜日、店に顔を出してくれたIさんがグラウベルへ生豆を受け取りに行くというので、私も便乗することにした。バイクで行こうかとも思ったのだけれど、風が強いのとこのところ背中が辛くてそこから来るのであろう頭痛もあって電車を使うことにした。

店に入ると帽子姿の格好良い狩野さんが開店準備に大忙し。そうしてお隣にはおや、千葉の「なおさん」ではありませんか。今日はグラウベルにお菓子を卸してついでにお手伝いだそうです。


(なおさんブログ)
http://blog.livedoor.jp/greenbeans_cafe/

そのうちにIさんもやってきて抽出やらミルやらの珈琲談義に華が咲きました。ちなみに彼のお子さんは「ミル君」といいますが、粉砕君ではなくて「5月のミル」からだそうです。でも私は知らん顔をして「モカちゃん♪」などと呼んだりします。

そうこうするうちにKさんに業務用のミルをお貸しすることになり、一度取りに家に帰りました。休日のお昼過ぎ、下り列車の空いていること。いつもとは別世界。駅から家に帰る途中で猫発見!しゃがんで呼んでみると、おや、めずらしいですね。直ぐに立ち上がってたたたと寄ってきました。猫と遊ぶのは久しぶりだったので(本八幡の三毛子元気でいるでしょうか。)暫く遊んで家に。 

ミルをリュックにつめて改めて下北沢へ。

こんどは前日あったばかりの2人のMさんと御会いすることが出来ました。

帰ってきてからデジカメの写真を整理していたらあっという間に一日が終わってしまい、また明日から仕事。頑張ります。

余談ですが昨日、背骨やら腰の歪みを取るために金魚運動の機械をつかったところ、こんどはまともな身体になれていないのか、右足首をぐぎぐぎと何度も挫きました。ううう。                                                                                                                                                                                                                                                          


(珈琲カップと干し柿の入ったクッキー)naosan-okasi

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February 05, 2006

終わりません

ice-p


(氷の宮殿柱)


毎日あっという間に過ぎ去ってしまいます。

さて、今日は休みなのであれやこれややらなければならないことも一杯。
先ずは髪を切りに行くことに。後も詰まっているのでバイクでばばっと行ってささっと帰ってこようとヘルメットを持って外へ出ると、おやおや、立派な霜柱があちらこちらに。周りをよく見るとまだまだ沢山あることに気づきました。鍵を開け直してデジカメで数枚写真を撮っているうちに、天気もよいことに気がついてバイクは取り止め。歩いて行くことに変更しました。だって勿体無いではありませんか。

いつもとおらない裏道を大体の検討をつけて歩きます。
お昼も近いというのに真っ白に雪化粧の富士山もくっきり。
古い家の縁側の窓の外、狭い桟の上で猫が日向ぼっこ。

fujiengawaneko


床屋も空いていて待つことなくばさばさ髪を切ってもらいました。

気持がよいのでまたまた裏道そぞろ歩き。
いい感じの神社やら家やら楽しんで、車の通る道に出ると・・・おや?
狙ったわけではないのに、ここはNatane Cafe入口ではありあませんか。予定外でしたけれどもお腹も空いてきたので立ち寄ることにしました。今日のスープセットは野菜たっぷりのミネストローネ、それから自家製天然酵母パンが数種類。飲み物は珈琲を頼んでのんびりしていると、私が珈琲最後のひと口に取りかかろうとする辺りでお客さんが次から次にやってきます。家族連れ、パンだけ買いに来た人。

この店は1人で切り盛りしているのでてんやわんや。
手伝おうかとも思いましたが、それは余計なお世話なので頃合を見計らい「がんばって〜」と声だけ掛けて、家に帰ってきました。あのあと大丈夫だったかな〜。

最近パソコンが重くなっているので、写真などをCDーRに焼き写し整理していたら、あっという間にもう21時半。どうして???誰かが私の時間をかすめ取ったに違いない。

そんなわけで、こんな時間ですがやることが山積みな私なのでした。

(氷の町)

ice-citybig

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February 01, 2006

出発地点

takanawa-f


(高輪)


質のよい珈琲には必ず良質の酸味がある。

きちんといれた一杯。

刺激ではないさっぱりとした明るい柑橘系の酸味。
ふわっと開いてすっと引いていく酸味。
だけれどずっと舌に残ってしまう嫌な酸味はまた別のもの。

深煎りの豆も甘くておいしいけれども、焦げた味がやたらと残るのは
明らかにオーバーロースト。

ハゼたりハゼなかったり、ニュークロップだったりオールドだったり。

「嗜好品だから」

そういって話をお終いにするのは簡単だけれども、それはそれなりの理由と実証を持った人のみが口にできる言葉。軽々しくそう言うのはただの逃げ以外の何ものでもない。自分の五感を働かせて感じ取るには訓練が必要だ。そうでなければ「俺的にはOK!」というお遊びレベルの味になってしまう。

スタートラインは自分の五感を動かせる状態にまで持っていくことから始まります。


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