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August 30, 2004

台風

台風16号は実家をほぼ直撃。

土地がら、台風の通り道になっている実家なので、そんなに
騒ぐことはなかったそうなのだが、だからといって被害がないという
ことでもない。 近所の川はいつものように溢れただろうし、田畑は
泥水に浸ったことだろう。電線も切れて道ばたでショートしている
だろうし、大きな木だって根こそぎひっくり返る。窓ガラスが風圧に耐えられず
われることもある。看板やトタンが飛び交い、危ないことこのうえない。

実家にいた頃は、台風が来るとよく家の外へ出て見ていた。
今にも、地面から抜けて飛んで行きそうな木々。

海辺では7、8メートルある堤防の上にまで波飛沫が飛んで来る。
風は流れるのではなく、固まりでぶつかってくる。

暫くすると、ぴたと静かになって風が止む。
外にはぽっかりと雲の切れ間。 台風の目が流れて行く。

暫くするとまた雨と風。ごうごうごうごう流れていく。

翌朝は掃除。
こわれたもの、飛んできたもの。ちらかった木の葉や壊れた傘などのゴミ。
友人宅では納屋の屋根が行方不明。小学校でも針金入りの硬質ガラスが
割れていた。 土砂崩れがあったり、車がひっくり返っていることも。

それでも、何故だか台風を嫌いになることは出来ない。
直接、大きな被害にあっていないからかもしれないけれども。

学校で、「大変だったんだから〜」と被害報告をする友人達も何故か笑顔。

しかし被害を受けた人〜特に怪我をしたり、亡くなられた方にとっては
こんなことを書いている人がいるということ自体が許せないと思うけれども
そういうことを意識するしないと考える前に、私達は台風を受け入れていた。

きっと、豪雪地帯の人達も似たような心持ちを持っていることだろう。

明日は台風一過。 きっと海は青空の下、きらきら光って美しいはずだ。

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August 29, 2004

トレルボー書店

trplan.gif

「かうひい堂」ではイーエスブックスで「とれるぼー書店」というのもやっています。
別に、本が売れたからといって収入が入るわけではないのですが、面白いです。

このブログにコメントして頂いている方々の中にも「店長さん」を
やっていらっしゃる方が数名おられますよ。
(その中のお一人はなんと!インタビューまで受けています。)
経費は無料。興味を持った方、御自身の本屋さんを開いてみてはいかがでしょうか?

さて、この「とれるぼー」ですが、正式にはTrelleborgといい
ノンネバッケン、アッガ−スボー、フィアカットと共に、デンマークにある
ヴァイキング時代の円形城塞跡の名前です。

丸に十字のこの美しい遺跡は、現在デンマークの「文化財マーク」にもなっています。
(日本では「弁慶ガ穴装飾古墳」の装飾の一部がそのマークですね)

初めて写真を見てから、その美しさに魅かれてようやく実物を見た時の
嬉しさといったら、今でも感じることが出来ます。

よく「考古学が好き」と、いうと「宝探し」とか、「恐竜ですね」と言われるのですが
どちらも違います。前者は「盗掘者」、後者は「古生物学」です。

遺跡に佇むと、永い時間がそこにあることを実感できます。
ずっと、そこに座っているだけで時間がどんどん過ぎて行って、2、3時間なんて
あっという間。 人のつくったものがずっとそこに残されている〜そんなことが
不思議なのでしょう。人のつくるものには、それをつくる原因となった「思い」が
あります。その思いを探し出し、受け止めるのが「考古学」の目的だと思います。

それは、今から、未来へ生きていく私達が学び、伝えることの出来るメッセージであり、教訓です。

とてもシンプルで美しいトレルボー。この遺跡が私達に残してくれるものが何か
まだ、私にはわかりませんが、この完成された美しさにはうっとりしてしまいます。

そうして、書物もまた同じ。

遺跡に書籍。私はそれだけで充分幸せな気分になれるのです。

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August 28, 2004

職場

DSCN0001.JPG


珈琲と関わっていないときには、照明やら、音響、それからプロ司会や
演奏者、アトラクション出演者手配、派遣の仕事をしています。(雑用会社!)

会場はといえば都内のこんな場所で働いています。これは、某ホテルでの結婚披露宴用
照明の一例。 それにしても席札、会場の雰囲気と正反対ですね。

ここは設備が古いので、大それたプランを自前でたてることは難しいのですが
ないものは工夫してなんとかする面白さといったものはあります。
(派手な演出は外部発注するのです。婚礼では使いませんがレーザーとか大掛かりな
 スモークとか。そういう時は発注先の方との共同作業)

少ない機材での工夫をするにあたって参考になるもの。
N○Kの子供番組だったりします。 それで教育子供番組については
ある程度の知識が…  すみません。嘘をつきました。
半分以上は楽しんでみております。

…すみません。嘘を重ねてしまいました。

非常に楽しんでみております。 
その結果として、照明等にも目がいくようになりました。

しかし、○HKの教育番組が役立つというのは本当ですよ。
どうして終わってしまったのだろう「なんでもQ」。(それ照明と全然関係ないぞ。)

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August 27, 2004

秋風

まだまだ日中は暑い日が続きますが、朝、夕は随分と涼しくなりました。

夏から秋に変わるこの季節は、何故か気持も敏感になっているようで
早朝、秋の風が匂ってきたりするともういけません。
意味もなく、身体が勝手にどきどきしたり、そわそわしたり。

今日は既に稲刈りを終えた田を見ました。
気付けばきっと金木犀が香ることでしょう。

夏の終わりに空蝉ひとつ。

以前、秋になっても木の幹にしがみついているのを見つけて
毎日その場所を通るたびに、いつしか挨拶をしていたのですが
大風のふいた2月の朝、なくなっていました。

それにしてもよくまあ、長い間くっついていたものです。

今年は、その木に隣接する建物を解体する車両を通す為に
その木そのものが伐られてしまいました。 酷いことするものです。

…なんだか、このところ淋しいことばかり書いていますねぇ。
これも季節のせいでしょうか。

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お知らせです

昨日、ある方より「コメントを書きたいのですがメールアドレス必須」と
なっているので書きづらいです。との御指摘をうけました。
すみません。 なにしろ初心者なもので、基本設定そのままなのです。
でも、もう大丈夫なようにいたしました。 これからもそのようなことが
ございましたら御指摘いただければ助かりますので、どしどし御意見よろしく
お願い致します。 

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August 26, 2004

懐かしの.〜昨年

いえ、決して過去に生きるつもりはないのですが
去年の今頃はあれこれやって、ばたばた楽しかったなぁと思ったのです。

「2日限定かうひい堂」も、そのひとつ。
静岡からわざわざ来て下さった方もいらっしゃいました。

実はちょっと無理をして行ったのですが、いまでも思い出すと嬉しくなってしまう
楽しいイベントでした。 いまさらながらですが、少しでも関わって下さった皆様。
本当にありがとうございました。

くわしくは一緒にイベントを創りあげて下さった「C」さんのページをどうぞ。

http://caraway-cafe.hp.infoseek.co.jp/index2.html
(イベントのコーナーをクリックで「かうひい堂」イベントを見ることができます)

今や、自家焙煎珈琲店で働く「Cさん」は私のライバルの一人。

どうしていまさらこんなことを書いているかと申しますと、今日、そのイベントを
行った場所へ行ってみたのです。

正確には、会場となったカフェ(2003年閉店)「RAKUDA HOTEL」のあった建物へ行きました。

古いマンション。屋上入り口脇には共同洗濯場がある建物。
近々、取り壊される建物には、まだ素敵な本屋さんや、不思議なBarや、実際に住んで
おられる方々がいっらっしゃいます。 
それでもいつか気がついた時には無くなっているであろう場所なので、今でも
時折、アルバムをめくるように立ち寄ってしまうのです。

本屋さんを覗いたあと、坂を下る途中の路地では「RAKUDA HOTEL」へ行く時に
よく見かけた白い野良猫が遊んでいました。

それで何故か、意味もなくひと安心の私。
きっと、幻のような思い出を具現化している存在だからなのでしょう。

しかし、大丈夫。 たとえ、その猫がどこかへ行ってしまっても。
私達のあの夏は確かに存在したのですから。

今はきちんと実感しています。

私達は今を生きながら同時に過去と未来を生きることが出来る。

この年令になってようやく気付いたことのひとつです。

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August 25, 2004

かうひい堂ロゴデザイン

2.jpg

さて、この上にある絵ですが、実は「かうひい堂」のロゴデザイン
あれこれ試し描きなのです。友人Oさんの作。
勿論、これ以外にも沢山原案を考えて頂いているのですが、これが決まると
いよいよ私の焙煎する珈琲豆専用のパッケージ完成となります。

永く使いたいので焦らずじっくり気に入ったものを待つつもり。

本当は自分でやるのが原則なのですが、どうもそういう能力はいまひとつの私。
信頼出来る友人に頼みました。
(ええと、プレッシャーかけているわけではありませんよOさん)
完成したらまたお披露目致しますね。 

ところで、左上の女給さん。なんだか中目黒にある某カフェの「おかみさん」
(ばらしたも同然)に似ていると思ったのは私だけでしょうか?

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August 24, 2004

あああ。

ブログ書き込み問題続きです。

「ココログは始まって間もなく、Mac対応が遅れているのですみません」

とniftyより解答を頂きました。しかし、ここで止めるのは余りにも早急なので
もう暫く様子を見ます。早く対応してくれると嬉しいのですが。

気がつくと、当たり前の様に聞こえていた蝉の声が少しだけ静かになりましたが
きっと知らぬうちに静かになってしまうのでしょうね。
それに気付いた時に私はどういう気持になるのか。
毎年のことなので、知っているのだけれども、毎年のように知らないふりをする。

日々、生活にばたばたで…いや、ばたばたしていることにして。

私の中の全ての蝉達。 今年はなにか違う気持になるのだろうか。

そんなことに構わず、今日も部屋の外で蝉が鳴く。

昼も。夜も。 

一日中。

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August 22, 2004

既に危機!

頂いたコメントに返信を打とうとしたら、何故か文字化けトラブルが。
普通に投稿するのには、なんの問題も無いのですが一体全体どうしたことでしょう。
打ち込み設定はちゃんと「ことえり」になっていますし、英文はきちんと入力出来るのですが。
どなたか解決法を御存知ありませんか?

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「叫び」強奪!

22日、オスロで「E・MUNCH」の「叫び」「マドンナ」等が
武装した連中により強奪されたらしい。

「叫び」は94年にも盗難にあっているが、その時は人気のない
時を狙い、2人組が梯子で窓から侵入してもっていったもの。

しかし、今回は「武装した」犯人が人前で持ち去ったという。

どうも、なにかしらの政治的要求が発せられるように思う。

私のもっとも敬愛する画家、エドワード・ムンクもまさか自分の絵が
そんなことになるとは想像もしていなかったに違いない。

犯人はこの絵の価値を充分知っていると私は思う。
前回の盗難時の時価が約59億円だが、それよりも「この絵が持っている精神的価値」をだ。

ノルウェー国民がどんなにこの絵を大切にしているか。
どんなにムンクが彼等の心に影響を与えているか。

卑怯である。いますぐさっさと返還するべきだ。
有名すぎて闇で売ることも難しいだろう。個人の依頼だとすれば、人に見せるわけ
にはいかぬ品。犯人が逮捕されぬ限り、どこかに隠されもう半永久的に出てくることはないだろう。

何度でもいう。 今直ぐ「それらの絵」を返すのだ。勿論、無傷で。

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かうひい堂通信 始まります。

初めまして。

このブログは、私〜うちだまき〜が日々、思ったことを書くページです。

昔はしっかり日記をつけていたのですが、あるとき7年近く書いていた日記を
続けるのが面倒になって止めてしまったのです。

それから何年もたちましたが、そろそろ再開してみようと思いました。

私の生活なので、突拍子もないことはそうそう怒りませんが、これを読んで
「ははぁ、ヘンチクリンな人が生きているなぁ」と思ってください。

さて、タイトルの「かうひい堂」ですが、これは私の珈琲屋の名前なのです。
そうは云っても、まだ実在はしていないお店。 夢なのです。
この日記を書いていく先に実在して欲しい、私の願いです。
しかし、前途多難。既に今働いている珈琲屋も経営難で、私も近々仕事を失うことでしょう。

それで止めてしまうのは簡単ですが、その夢は捨てないで生きていきたい私の支えにも
なるように、この日記を始めました。

読んで下さる皆さんに、よくも悪くも、ほんの少しの「心の揺らぎ」を感じていただければ幸いです。

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